新顔、有機作物ズラリ 「アグリマルシェ」芽室で開催
【芽室】十勝総合振興局は30日、芽室町内のめむろーどで、近年になって栽培され始めた新顔作物(サツマイモ・ニンニク・落花生)や有機作物を中心に、管内農業関係者が販売するイベント「アグリマルシェinとかち」を開いた。新たな大地の恵みを求めて、午前の開場と共に客が訪れた。
同振興局が独自事業として展開する「とかちの農業推し勝プロジェクト事業」の一環。管内農産物の新たな魅力づくりなどを狙っている。昨年はアグリフェスタとの名称で同様のイベントを開催していた。
芽室、幕別、清水の農家や、有機畜産品市場の拡大を目的に活動する一般社団法人HOAP日本オーガニック畜産会合など、計9団体が出展した。
帯広市内から家族3人で訪れた公務員の廣瀬太諭貴さん(39)は、なまら十勝野(芽室)のブースでサツマイモやゴボウなどの野菜を購入。「新しい作物の発見もあって面白かった」と話した。(山田夏航)










