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ロックは騒音か? 緑ケ丘公園の音楽イベント規制 アンケート詳細結果

 帯広市緑ケ丘公園の「おびひろグリーンステージ」で高校生が企画した音楽フェスが、騒音を理由に市から使用を断られていたことが、波紋を呼んでいる。これを受け、十勝毎日新聞は同公園でロックイベントを実施する是非や、音楽と騒音の問題についてウェブアンケートを実施した。

 アンケートは6月17~21日まで、十勝在住者を対象ににSNSで呼び掛け、387回答を得た。コメントの一部を公開する。

ロックは騒音か? 本紙アンケート~市緑ケ丘公園フェス中止(上)

質問1「緑ケ丘公園内でロックの音楽イベントを騒音を理由に規制すべきだと思いますか」
<規制すべきでない>
・音楽は文化。十勝は数多くのアーティストを生み出しています! その芽をつむのはよくない。(30代・男性)

・音楽のジャンルで規制に差をつけるのは人種差別やジェンダー差別と同じ。古いオジサン政治でしかない。ジャンルではなくきちんとした公平な規制を設けるべき。(60代・女性)

・音楽経験者としては、野外ライブであることや音響機材や使う楽器を考慮すると音量のレベルはロックと他のジャンルの音楽とでさほど差はないと感じるため。ロックのみ規制というのは判例があるとはいえ理にかなっていないと一市民目線で感じる。(20代・男)

・音楽は芸術、文化の一つ。音楽があふれ活力を感じられる街になってほしい。(30代・女性)

・学生生活の青春を奪わないであげて。これを逃したら二度と青春はこない。学校運動会の花火だってそう。みんな経験してるのに大人になったとたん批判っておかしな世の中よ、自分中心で世界は回ってないからね。帯広(故郷)がだんだん廃れてってるように感じる。(20代・男性)

・時間や音量など、良識ある行動を取れるのであれば、表現活動は自由であるべきだと思います。ロックだからダメなどと言っていては、文化が衰退するでしょう。まして、営利団体ではなく高校生が企画したものであれば、制約のある中で、できることをするという良い学びの場になるのではないでしょうか。(40代・女性)

・音楽は人の心に寄り添うもの、思春期や若い頃のそれは大人への通り道です。いろいろな思いと経験を重ねて、心豊かな人、街となってほしいです。(40代・女性)

・あの場所は周囲が住宅街と言っているが公園内にあり公園に囲まれている。大した騒音でもないと思うし、住宅街に聞こえていたとしても一日のうちずっと聞こえているわけではないと思う。あのステージを自由に使えないのならばいつ使うのか。(40代・女性)

・市民の皆さまに活用していただくための場所と理解しておりましたので、この結果に逆に驚いております。(40代・女性)

・地元高校生の活動なのに盛り上げないなんて‥‥(50代・女性)

・高校生の青春をかけた企画と運営、集客力、地域活性化の効果と、近隣住民の苦情数件をてんびんにかけた時、どちらに価値があり優先すべきか歴然としているから。(40代・女性)

・大音量と苦情が出た時のライブ、私の場合は、その時楽し気な音楽のような音が聞こえてきて、それにさそわれて当時生きていた父と会場へ。会場にたどり着いて、とても楽しいひと時をすごしました。父との大切な思い出の一つです。その時一部の人にとっての苦情が、そのまま優先され続けるのは、行政として思考停止ではないですか? ライブを楽しんだ人々や、ライブを楽しんでいった人々はもっと数多くいたはずです。数ではないとは思いましたが、あらためて議論されるべき問題ではないでしょうか。使われていないステージを目にするたびに、帯広の街自体の元気のなさを目の当たりにしているむなしさ、寂しさを感じます。新しい基準なり、使い方を、(会場を生かすことを主眼に)話し合うべきです。ロックはダメ、と、ジャンルで、ダメ出しをするのも、あまりに雑です。ステージは市民の財産です。有効活用を強く求めます。(50代・女性)

・文化の規制は地域の衰退だから。(40代・女性)

・「ロックだから騒音」なのか、「高校生が開催するロックだから騒音」なのか。もし有名なロックスターが使用するとしても「騒音」なのか。他のジャンルでは「騒音」ではない理由は何か。30年前に苦情がきた時点で対策すべきだったのでは。(40代・女性)

・帯広はもっと若者が楽しむイベントを増やすべき。(40代・女性)

・会場があり利用者があるならば、維持費を費やしてまで保全をしているならば有効的利用すべき。(40代・男性)

・ロックといってもさまざまなジャンルがありますので、「ロックだから」というのは規制をする理由としてまず不適切です。若者の活動を忌み嫌う老人の嫌がらせのような印象すら感じます。(30代・男性)

・イベントが若者のその後の人生を左右することもあるため。(40代・男性)

・子どものやりたいことを大人の力でねじ伏せるのは論外です。子どものやりたいという気持ちの背中を押して縁の下の力持ちになるのが大人の生きる理由です。やるべき。否定された子どもはこの街には残らない。私なら恩のない街はさっさと出ますね。(40代・女性)

・何もしない帯広市なんだから、市民が何かをやろうとしてることまで止めてどうする? 決まりをつくることはダメではないが、決まりをつくるということは自由をなくすことでもある。(40代・男性)

・年に一回くらいのイベント、大多数の人が望むことだと思います。1人2人の偏屈のために皆が我慢しなきゃならないのは異常では!? 老人だって昔は若者だったんじゃないの? 音楽で若さを発散して楽しんで良いことだと思います! ロック=騒音っていつの時代の話でしょうか? 今は令和ですよ(笑)(50代・男性)

・いろいろな世代が、それぞれの関心ごとや価値観を共有する必要性を感じています。「うるさい」「近所迷惑」といった苦情だけで禁止され世代間交流がなくなることは、地方での暮らしにくさを助長し、子育て世代、若者や高齢者おのおのへの関心が薄れて仲たがいや孤立へとつながると危惧します。また、こうした機会は学校で学んだことを実践する(どう生かすかを学ぶ)場でもあり、「どうすれば開催できるか」を当事者が考え発案し、会場管理者(公)のほか、音楽イベント企画者を招聘(しょうへい)したり地元企業が学生らとタッグを組んでアイデアを出し合うことで「社会の一員」として未来を考えるきっかけにもなると考えます。(40代・無回答)

・その場所で学生時代にロックコンサートを聴いて触発されました。(50代・男性)

・あれだけ公園内にあって緩衝帯も十分な中で他の同等施設と比較しても規制すべき事項は見当たらない。少子化の今、大人が我慢すべきでは?(40代・男性)

・運動会の花火もうるさいと言われて中止する。冬場の除雪車がうるさいと言う輩(やから)もいる。なぜ一部の反対意見だけを尊重するのか。多様性の時代と言いながら、一部のクレーマーに振り回されすぎである。(60代・男性)

・政治は若者の声を無視しすぎており、コントロールしようとだけする。声を聴くべき。(30代・男性)

・コロナを経て、人は集まることができるという幸せをかみしめさせてほしい。お願いします。(40代・男性)

<規制すべき>
・機材のセッティング、リハーサル、本番の長時間に渡って継続的に音が漏れる。大規模な夏フェスでは住宅地に直接音が向かないように工夫していますが あの場所では物理的にできません。高校生が警備まで含めて主催することに無理がある。文化ホールなど代替施設があるのでそちらで開催することも可能。もし、野外にこだわるなら北愛国の方が野外フェスの実績もあり周囲のトラブルは問題にならない。(50代・男性)

・きちんとした音楽環境にないから。また、観客のマナーも信用ならない(自分もライブには行くので全部がマナーが悪いというわけではない)。(50代・無回答)

・若者よりも高齢者が比較的多く住んでいるイメージがあるから。(20代・男性)

・当時とは時代背景も違うし、あるものは使うべきでは。使わないなら壊せばよい。帯広は他町村に比べ行動が悪い。(50代・男性)

<その他>
・その都度、一定の条件を設けていってほしい。何でもかんでもOKとは思いません。ただ、あまりにも娯楽のないつまらない街になって久しいのも事実。活気のある街づくりを望むなら、いろいろなイベントがあってほしいです。(50代・女性)

・規制ではなくそこが無理であれば、他を提供してあげるとかなんとかならないかな? ロックで高校生活を喜びと共に全うできる子もいるのだから、ただ、うるさいだけでやらせることはできないなんてすごくナンセンスなこと。私は、吹奏楽でしたが、あれがなければ高校生活すらどうだったかな?と。(60代・男性)

・ロックとは? ロックとは? なんでしょう? バンドサウンドであってもうるさくない人たちもいるし、アコギ一本でロックと言う人もいる。何が問題で何が原因なのか追及しなければ話にならないと思う。音楽がダメなのかうるさいのがダメなのか、静かな音楽ならいいのか、バンドサウンドがダメなのか。やる人たちのレベルが高ければ音量調整できるから問題ないと思います。下手な人たちがガチャガチャうるさくやるから苦情がくるのだと思います。(30代・男性)


質問2「時間帯や音量に具体的な基準を設けて使用を許可すべきという意見がありますが、賛成ですか反対ですか。帯広市は、『夜勤明けの人や福祉施設もあり、長時間大きな音を出すことは認められない』として、今後も規制を続ける考えです。音楽と騒音問題について解決策はありますか。」
<賛成>
・そんなことを言っていたら選挙カーでの演説や救急車消防車などの音も同じでは? なんでも規制すればいいという問題ではないと思う。(40代・女性)

・行政が意識を変え、理解を得られるように努力。使用する方たちが地域清掃するなど。(30代・男性)

・学校の運動会や、町内会の盆踊りなど、音の出る行事は他にも存在する。ある意味、住民の慣れも必要。また、音楽を奏でる者は、耳障りな音楽と言われないよう演奏レベルを上達させる必要がある。下手なカラオケは誰も聴きたくないのと同じ。(30代・女性)

・音楽は世界を変える、いや、帯広変えると思うよ。(20代・男性)

・氷まつりはよくてなぜ音楽イベントはダメなのか? 時代錯誤ではないか?(50代・男性)

・全員一致の賛成は難しいと思う。必ず反対者はいる。どんな小さなことでも。1日だけならと、お願いしてもいいのでは。(50代・女性)

・認める認めないの以前で、野外音楽や道外で行っている野外ライブ等を見てもらいたい。その話をすれば、日中に行われる帯広の森野球場での鳴り物応援はいかがなのか。もし緑ケ丘公園内で控える動きをするのであれば、野球場での鳴り物、盆踊り時の音量等課題があると思う。夜間帯の盆踊りの音量の方が近隣の福祉施設にとっては騒音になり入居者の方の安眠や精神障害者への不穏を与えかねないと感じる。(30代・男性)

・ステージの使用を許可制ではなく、契約として行い、何か問題が起きた場合は主催者が全ての責任ならびに全ての対応を行うことにしてはどうかと思う。高校生も18歳になっていれば契約は可能でありステージを使用する事は可能であるが、音楽フェスのような快楽、一体感といった光の部分だけではなく、苦情対応や訴訟などイベント企画に伴う陰の部分も実体験から学んでいけばよいと思う。(40代・男性)

・夜勤のある仕事をしていますが、多くの人が活動している日中に睡眠をとるなど、生活リズムが違う仕事だということは心得ていますし、イベントとはいえ室内にいて眠れないほどの騒音になるということは考えにくいです。前回の苦情から30年たっているわけですし、調査員を配置してまずはやってみて、その反省を次に生かしていく形が良いと思います。また、音楽のジャンルにはよらず、音量の問題なのではないかと思います。(30代・女性)

・ステージ周りだけでも防音壁を設けて、音の広がる方向をコントロールする等、対策を練ってみては? 若者が魅力的に思えない街に明るい未来は感じない。(50代・男性)

・他の野外音楽施設を参考に環境を整えてなら良い。また、トイレなども不足していると思うし、バリアフリーなどの対策もされてないだろうから。演者、観客に優しい施設ではないと思う。設備投資には予算ないのでは?(50代・無回答)

・全国どこでも夜中働く人間はたくさんいる。各地域はどのように折り合いをつけているのか学んできたらいい。(40代・男性)

・良い心遣いだとは思うが果たしてそんなに被害が出るか。やってもないのに言い切って逃れるのはおかしい。駅前は良くてここはダメってなんだろう。(20代・女性)

・音量の調整につきる、子どもたちだと郊外でやるということが難しい場合もある。(40代・男性)

・夜勤の仕事をしていたが、どの程度の人に影響するのか?と思う。騒音の少ない場所に住んだり耳栓したり、そういう特性のある地域を住まいに選ばなかったです。福祉施設があるなら夜間帯を避けたり、同時に高齢の方も楽しめるイベントにできると良いです。(40代・女性)

・昼夜問わず音を出すイベントを全て禁止にすれば、みんなが納得するのでは? 公園で子どもの遊ぶ声すら騒音という時代です。対策してもクレームはなくならないでしょう。(50代・女性)

・せっかく高校生が企画したのですから、その可能性をつぶす事だけはしてほしくありません。帯広市として「ダメ」で終わらず、代わりに使用できる場所を提案してあげてほしいです。(30代・男性)

・夜勤明けや福祉施設はどこの市町村にもある。近隣の施設の、例えば一番近くの保育所などのお昼寝時間などを調べて、その時間はロック系はやらずに静かなシンガーを選び、音量も調整するなど、時間なども調整してみる。あと、既存の氷まつりなどでどれくらい騒音となっているかもしっかりと事前調査する。(30代・女性)

・帯広市はなぜこんなにも芸術、文化に理解が無いのか? 問題解決? 帯広市側の考え方を変えるだけだろうと思います。(40代・男性)

・30年前とは違い、音響システム自体の性能が上がっています。会場利用時のスピーカーの向きや音量規制も含め、明確な基準および計画書の提示、騒音レベルの表示義務や市または警察などのチェックを行い開催できるようにする。全国各地、農地などが住宅地に変わることが増え騒音苦情が増えているからこそ、曖昧な説明で規制をするのではなく明確に規制を提示しそれに則った開催許可を出してもらいたい。(30代・男性)

・フェスの目的による。アーティストを見たいなら音量の出にくいアコースティックフェスを企画してみてはと思うし、騒いで楽しみたいのであれば住宅街が近くない所、例えば十勝飛行場などで開催すればよいのではないか。(30代・男性)

・まず、市は現在の規制を設ける半面、騒音への対策を怠っている、と私は考えます。騒音測定器の設置、壁や床などに使用する防音素材の確保、具体的な音量制限の基準値設定、そのためのテストの実施など、対策の余地はさまざまあると思います。(20代・男性)

・どうしても規制するのなら同規模で集客、使用できる屋内のホールなどを市が用意すべき。(40代・女性)

・夜勤明けの人への配慮、ありがたいです(私も仕事で夜勤あります)が全住民の皆さんが夜勤してるわけではないと思います。心狭くないですか? ご自分のお子さんが、お孫さんが出演者ならどうですか? 柔軟に考えてほしいです。(50代・女性)

・普段の選挙カーの活動時間帯はいつでもOKにすべき。騒音を出すのは大人は良くて子どもはダメというのは道理が通りません。(40代・女性)

・若者から企画が上がって来た時点で、他の室内やホールを提案してあげるなど市役所、大人がサポートしてあげることで開催は可能です。野外の必要はありません。若者が考え実現する経験、輝ける場所を大人が提供するべきです。(40代・男性)

・このような理由であれば、人か多く集まる全てのイベントで騒ぎ声でうるさい、歩道が歩きにくい、渋滞になる、交通事故が起こる可能性があるなど、さまざまな理由で禁止となりえます。何dB以下にする、規模によって警備員を置くなど、エビデンスを基に規制しないと駄目だと思います。(40代・男性)

・あいまいな規定ではなく、しっかり、ルールをつくって解決すべき。苦情のみを優先しないで、しっかり双方に理解してもらう説明責任が市にはあると思う。(50代・女性)

・過去の事例からどの辺りに住んでる住民から苦情が出たのか検証して音の大きさなどの規制の掛け方を検討することはできたのではないか。高校生とはいえ同じ市民なのだから一方の意見だけで中止というのはいかがなものか。(40代・男性)

<反対>
・どこでやるのも同じだろう。今は福祉施設が増えている。どんなイベントもそうではないか。(20代・女性)

・制限を設けるなら時間帯だけでなく、曜日等も考慮すべきと考えます。運動会の音ですら苦情になる昨今、一部の人の趣味や楽しみのために音を我慢するのか?という考えが出るのは仕方ないかと思います。音が苦手なのはお年寄りや障害者だけではありません。乳幼児の昼寝の時間が阻害され生活リズムが狂うこともありえます。大きな音を出したいなら、防音ができる場所での開催をなるべくお願いしたいと考えます。外で音楽をやる時、ロックで優しく聞こえる程度の音量で我慢できるのでしょうか?(40代・女性)

・こんな街中でやる必要がない! 離れた所かホール使えば解決するだけの話。(40代・男性)

・議会や市政のトップが指針を出さない限り解決しない。(30代・男性)

・グリーンステージ開業以降の個人住宅や福祉施設なら論外。(50代・男性)

<その他>
・時間帯は基準が必要。音量は不要。そんなに規制したいのならコンサートは仮想空間やればいい。(50代・男性)

・さまざまなイベントがあるので、なんでも許可するってことではないけれど、一律の基準を設けるのはどうかと思う。どこの地域だってそういった仕事の方もいる。例えば札幌ではYOSAKOIなど、住宅街を爆音で踊り歩くが、地域の盛り上がりの一環として皆んな協力している。藤丸や長崎屋が閉店し、シャッター街となってきているこの十勝帯広を、住民一人一人がなんとかできないか、考えていくことを優先するべきで、行政は反対をする仕事ではなく、協力をお願いする仕事をしてほしい。(40代・女性)


質問3「その他の意見や記事の感想」
・30年前の決まり事を印籠のように掲げて何も変えない考えないという大人の姿勢を若者に見せ続けるんですか? だからお役所仕事って言われる。市民のことより自分たちの保身しか考えていない。(60代・女性)

・市役所の対応は親切だったと学生が答えており、決定も妥当だったと考える。良い機会と捉えて今後の音量の基準作りに取り組んでほしい。(40代・男性)

・グリーンステージがあまり活用されていないのは市民として非常に残念に思っていた。ロックも認めてあげてほしい。(30代・女性)

・市も近隣住民も「ではどうしたらよいか」を模索し考えてほしい。決まりを守れば権利が与えられる世の中であってほしい。1年のうちのほんの1日のことが、そんなにも耐えられない痛みでしょうか…(50代・女性)

・どこにだって夜勤の人は住んでいます。何日も続く工事の騒音や振動、音や交通渋滞を引き起こす花火大会だって、みんなの我慢で成り立っています。苦情を言った者勝ちになることこそが問題で、今こそ見直していただきたい。さまざまな検討を重ねた結果、やはり無理だとなったのならまだしも、30年も前の苦情に引きずられ過ぎ。(50代・女性)

・クレームに平伏すのではなく、真っ当な議論ができる行政であってほしい。市民とは対等な立場であり、市民は神ではない。(50代・男性)

・何も、高校生や若者の活動に限らず、市で行っているイベント等に関しても騒音問題や課題は山積みにあると思います。そのせいで活動を失われている人々がいることを忘れないでください。マルシェで行われる音楽イベントはいかがですか? 夜間帯です。駅前とはいえ近くには住居スペースや福祉施設もあります。緑ケ丘公園と環境は変わりませんよね? なのになぜ大人は演奏できて、高校生は演奏できないのでしょうか。とても不思議でなりません。(30代・男性)

・ゴミ問題がなんだって言うのであれば、マルシェでの会場内の方が荒れてると感じます。音楽聴きながらタバコを吸ってる人や飲酒で酔って他人に迷惑を掛けている方等目にします。何かに打ち込む若者も素晴らしいと思います。ですがこれからの将来を担う若者の活動の場を大人が奪ってよいのでしょうか? よーく考えてみてください。(30代・男性)

・30年前と比較して住民が少ないとか住宅街じゃなくなったとかそういうことでもない限りまた同じことでもめると思います。学生だから、社会人になって夜勤明けの経験も無いのですから、どんなに騒音がつらいものなのか周りの大人たちが教えてあげていただきたい。(40代・女性)

・近年、クレーマー、カスハラが増える一方で理不尽な要求が多く無視していいと思う。静かな住宅を求める場合、山へ行けば? 何でも制限、禁止すると市の活性化が無くなり、若い者にとって、暮らしづらい街です。老人向けの街がどんどん衰えていくだろう。(40代・女性)

・私も音楽をするものです。いつも野外ステージを眺めて、あそこでできればいいな!と思っていました。ぜひ、音を出せるようにしてください。ヨロシクお願いします。(50代・女性)

・夜勤明けなど職業のことを言い出したらキリがなく、都会の保育園・公園問題と同じで、幼少期に元気よく外遊びすることの何が悪い。市民がすてきな未来を育てていきたい。(40代・女性)

・高校生側に随分と寄った報道の仕方ですね。事実を中立的に伝えるのが報道の役割なのかと思います。(40代・男性)

・市議会の質問の中で、市側は「氷まつりや野遊会以外の音楽イベントは過去10年間に3回」と返答していた気がします。それなのに、なぜ夜勤明けの人や福祉施設もある…ことが理由になるのか。その方たちに迷惑がかかると思うのは、過去3回のイベントでその方たちから苦情があったのか? それともそれ以外のイベントで苦情があったのか? そうであるならば、音楽イベントに限らず、ステージを使用する全てに騒音の基準が必要だと思います。高校生は市とケンカをしたいわけではありません。ここに至るまでいろんな会場も見て歩き、他で開催することも検討しました。どういう条件であれば貸してもらえるのか。それを提示してもらえれば、その範囲内で開催できるよう努力します。ただ断られてるだけではどうしようもできずに困っています。納得できる回答をしてもらいたいだけです。すでに今後どうしたらいいか、実現可能な開催方法について真面目に考えています。(40代・女性)

・私が高校生のころ、学校祭で後夜祭を開催したく教師の説得を試みていましたが同じような理由で実現には至りませんでした。時がたち、現在母校では後夜祭を開催しています。周辺環境は変わっていないにも関わらず、開催できるということは、理解を得るような働きかけをしたのだと想像しています。騒音があるから禁止と閉鎖的に考えるよりも、ロックのイベントも何日も何時間も続けるものではないため、その日、その時間帯はあらかじめにぎやかになることを理解してもらった上で、市が盛り上がっていくための活気づくりにつながる方が建設的、発展的な考えだと感じます。(30代・男性)

・なぜロックだけ規制されるのか? ロックが若者たちの将来を決めることもある。YOSHIKIがハリウッドで日本人ロックシンガーとして手形を残したニュースを見てないのか? 市長よ。(40代・女性)

・反対する行政へ。ならば、なぜそこになんの目的でステージを造ったのか? 知りたい。未知なる可能性を秘めた子どもたちの夢を壊すような行政の姿勢に憤りを感じます。(40代・女性)

・ルールを決めるときはできる限り一貫性や平等性を重視して決めてほしい。(40代・女性)

・若者と年寄りが共存できるコミュニティーとなればいいですね♪(60代・男性)

・費用も労力もかかるのはわかりますが、検討くらいしてもいいのではと思いました。高校生を含む若い人たちのやりたいと思う熱量や行動力が実現できることが、これからの帯広市の活性化にもゆくゆくはつながると思います。試行錯誤しながらでも時代に合わせてルールをつくり、開催できる道が開けるといいです。(40代・女性)

・だめならデジタル署名ならしますので、いくらでも言ってください、宣伝しますよ。(50代・男性)


・自分も夜勤をしているけど騒音は我慢している。うるさいならステージは撤去するべき。グリーンパークもなくしてしまえばいい。(50代・男性)

・イベントがうるさくて苦情を出すのは私たち近隣住民です。この当事者不在で、ロック音楽をやらせてあげていいかダメなのか決められたくない。高校生がかわいそうといった話だけではなく、近隣住民の意見も聞いてほしい。(40代・男性)

・臭気や音はルールでコンセンサスをつくるしかない。中止、廃止、禁止は安直な結論の可能性もある。(60代・男性)

・音量はロックのステージ本番のものを指しているのでしょうか。観客や出演者の騒ぎ声やその他騒音がステージ後も住宅街で長い時間続いてて、そのマナーの悪さに苦情が出た可能性も考えられると思いました。だとしたらロックに限るものではないはずですが、たまたまロックのステージの時に見受けられたのかも…? いずれにしても音楽のジャンルで制限するものではないと思います。(40代・女性)

・緑ケ丘公園の野外ステージは文化芸術活動において貴重な場所だと思います。今回のことを機会に、一人ひとりが実現したいことを後押しできる行政、そして協力し合える住民の関係性が生まれるといいですね。(50代・女性)

・グリーンステージのこけら落としイベントでBBキングとリーリトナーを聴きに行きました。こんな市街地のど真ん中の広大な芝生の上で大勢の観客が音楽を楽しめる環境は素晴らしい街になったと感動しました! 残念ながらそのリソースが生かされないまま30年。市民共有の財産がホコリを被ったままなんてもったいない。街は人を育てます。クレーム対応に気を遣うばかりの行政で子どもたちがのびのび育つ街になるでしょうか? 子どもたちが夢を持ち、大人も街の文化を誇りに思える街づくりをみんなで模索していきたい。(50代・男性)

・香川県にあるテアトロンという屋外ステージは一流アーティストがコンサートをし、観光名所にもなっています。一流アーティストを生んだ地として、今後も生まれていく土地となるために、恥ずかしくない対応をしていただければと考えます。(40代・男性)

・記事にもありますが、住宅街のど真ん中にステージを造ったこと自体が問題であり、また変わりゆく時代の中で30年以上もこの問題を同じ対応を続けていることにも疑問しか生じ得ない。(30代・男性)

・駅前空洞化が進むのと同じ、活性化のブレーキでしかない愚策。文化が盛んな街を目指さなければ、若者は街を離れるし、高齢化が進む一方である。(50代・男性)

・市がルールを決めてからやらせてみてはいかがですか? また、騒音問題とありますが、他町村から引っ越してきた者からすると帯広は夜でも窓・カーテンを開けてる方が他より多く見受けられる。うるさいと思われる方は閉めるでしょうし防犯意識向上も少なからず貢献できるのでは?(40代・男性)

・高校生たちが自分たちの慣れ親しんだ場所で何かを考え発表したり作ったりするのは素晴らしいことです。どうか納得のいく思い出の形に実現するといいなあと帯広外ですがそう思います。(30代・無回答)

・工夫をし、歩み寄ることで、文化の発展がなされる十勝の風土であるとうれしいです。(30代・女性)

・そもそもこのステージ使われてなさすぎてる。もっと活用するにはどうするべきかを検討したほうがいい。今回のこの問題は良いきっかけになるのでは。(30代・女性)

・福島の「風とロックと芋煮会」のように地元の方も各地から集ったロックファンも大人も子どもも楽しめそうなイベントもあります。やり方によっては各地から人が集まる楽しいイベントになり得るのでは?(50代・女性)

・一市民として、高校生が声を上げて議会を通して改善を訴えたことは歓迎すべきこと。コロナ禍で子どもたちは文化祭、修学旅行など、青春の大切なイベントを制限された。なんとか高校生に要望を叶えるために市、市議会をはじめ大人も応援してほしい。今回の記事がきっかけで声を上げれば、物事が動くという成功体験にもつながったと思う。ぜひ、十勝毎日新聞には若い人たちの要望や課題なども積極的に報道していただければと思う。課題が見えるようになって初めて議論も起こる。引き続き子どもたちの意見も尊重した紙面づくりをお願いしたい。(30代男性)

・高校生の軽音部の演奏は聴いたことがありますが、かなりの音です。重低音が腹に響く感じは好きな人には良いのかもしれないのですが、自分や家族(音に過敏さを持つ子が居ます)には強引に身体に響く感覚が不快でつらいです。そういう人間が周辺に住んでいるのだと考慮に入れていただき判断してほしいと願います。(40代・女性)

・社会は「良いか悪いか」の2択ではなく「いかによりよくできるか」「価値観の違いを超えて互いを尊重できるか(ダイバーシティ)」で成立しています。手間はかかるでしょうが、「次世代を育成する」というのはどこかの外部のコーディネーターや著名人を呼んできて講義を行うのではなく、こうしたイベントにおいてこそ「経験」として蓄積され「成功体験」がこの帯広をよくしていくと考えます。十勝にはこうした問題に関わることのできるイベンターや起業家も大勢います。(40代・無回答)

・このようなアンケートを実施してくれると、双方の意見が直に聞けてとてもいい事だと思います。現代人の余裕の無さと心の狭さが、表現の自由すらも奪っていくような時代なんだなぁと悲しくもなりますが、こういう機会をきっかけに、お互いの言い分を聞いて譲歩できるようになれば、もっと楽しく暮らせるのになぁと思いました。(40代・女性)

・まず、保育園を作ることすら、騒音と言って反対する地域がありますが、当たり前のことだと思います。今回の件は全国の市町村が少子化や若者流出を止めることができない状況の中で、次世代の若者がチャレンジする場であり、とても良いことだと思いますので、しっかりとサポートするべき案件だったと思います。議員と自治体の両者が若者よりも高齢者を選んだということになります。とても残念であり、失望しています。(40代・男性)

・そもそも夜勤明けの人がいなく、福祉施設がないところを探す方が無理では? 単純に帯広市がやりたくないだけならうちの畑でどうぞ。子どもがやりたいことを大人が押さえつけるなんてことはあってはならない。(30代・男性)

・私も音楽関係のサークルで日々演奏を楽しみたまにコンサートなどに参加しています。高校生にもその楽しみを味わってもらいたいと思います。(40代・女性)

・小さい声ながらも高校生という若さで市議に嘆願する行動力を称賛すべき。そしてそうせざるを得なかった、こうして取り上げられなかったら表面化しなかったとしたら非常に危うい。十勝の中核都市でこうなると他の町村でも規制しないといけない。帯広市には軌道修正を求める。(30代・男性)

・駅前に住んでる人は毎週のように開催されている集会を経験してます。また夜のデモ行進も同じ机上にあげてほしい。中心街も人は住んでいます。(40代・男性)

・近隣の芽室町では芽室公園で音楽フェスを行い、成功して話題になっていました。ロックと一言に言っても30年前のロックのくくりとは違うと思います。いろいろなロック音楽があるでしょう。道を閉ざすのではなく、高校生と一緒に考えて、やる方法を編み出すのが大人の役割ではないでしょうか。(40代・女性)

・何事も時間がかかるけれど、始めなければ始まらない。(50代・男性)


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「音」解決し来年こそ 高校生と市の考えは?~市緑ケ丘公園フェス中止(下)-十勝毎日新聞電子版(2023/10/14)
ロック禁止で高校生音楽フェスできず 緑ケ丘公園のステージ-十勝毎日新聞電子版(2023/09/15)

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