冬も外サウナ!! ほうじ茶、ロウリュウも ホテル風水
【鹿追】鹿追町内の然別湖畔温泉ホテル風水は、冬季もアウトドアサウナを受け付けている。湖畔にある足湯の横にテントが設置されており、足湯に足を入れながらゆっくりと外気浴できる。同ホテル営業次長の水間幸市さん(40)は「冬の北海道の外気浴は気持ちがいい。湖上で開かれているイベント『しかりべつ湖コタン』と一緒にサウナも楽しんで」と話している。
アウトドアサウナが全国的に注目されていることから、同ホテルでも昨年5月から始めた。夏季は水際にテントを設置し、水風呂代わりに然別湖に入る。今冬は湖に入ることはできないが、来シーズンは冬も湖に入ることができるよう計画している。
アウトドアサウナは、テント内に設置したまきストーブでサウナストーンを熱し、温泉の源泉をかけて温度調整するロウリュウ(フィンランド式サウナ)。今回は源泉の他に、ほうじ茶も用意されており、テント内に香ばしくて心地よい香りが広がる。水間さんは「テント内の温度は110度ぐらいまで上がる。お茶の香りは落ち着く」と話す。
サウナを利用した町内の公務員村田遼介さん(22)は「夏も体験した。然別湖は景色がきれいで、アウトドアサウナは気持ちがいい」と話した。
同ホテルのアウトドアサウナ料金は、1~4人までは1回2万円。5人目からは1人当たり5000円増。1組最多8人まで。1日2組限定で時間は午前10時半~正午と午後1時半~同3時。3月末まで実施している。3日前までの予約が必要で、同ホテルのホームページからも予約できる。問い合わせは同ホテル(0156・67・2211)へ。(平田幸嗣)