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サクラ 一気に開花 帯広21・1度、平年より10日早く

帯広測候所で開花が宣言されたエゾヤマザクラ(24日午後0時50分ごろ、塩原真撮影)

 帯広測候所は24日午前、帯広市内のサクラの開花を宣言した。測候所敷地内の標本木エゾヤマザクラに数輪開花を確認した。開花は平年(5月4日)より10日、昨年(5月2日)より8日早い。1953年の観測開始以来、2番目に早い開花となった。

 測候所によると、開花は花が5~6輪確認できた状態としている。昨夕時点で2輪ほど咲いているのを確認したいたという。

 この日の十勝管内は6月中旬の暖かさとなり、正午までに幕別町糠内で22・0度、とかち帯広空港で21・9度、鹿追町で21・7度を観測。帯広は21・1度だった。

 全国的に再び猛威を振るっている新型コロナウイルスへの懸念から、国や道は「花見は混雑する場所を避け、宴会を控えるように」と注意喚起を行っている。(大木祐介)

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