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ひとまわり大きな直播たまねぎの作り方

道総研 十勝農業試験場 研究部 生産環境グループ・地域技術グループ
道総研 北見農業試験場 研究部 地域技術グループ

1.成果の概要
(1)窒素吸収量が増えると、たまねぎの球は大きくなります。L 大規格(横径8~9cm)以上の球を過半数とするためには、約16kg/10aの窒素を吸わせる必要があります。
(2)直播たまねぎの窒素吸収量は播種10週目から急増します。これに合わせて、効率よく窒素を吸わせてやることで、球の肥大を改善できます。
(3)窒素の全量を、播種前:8週目=1:2として分けて与える(分施重点)ことで、雨の多い年でも大球を生産し、収量を安定させることができます。

2.成果内容


3.留意点
(1)総窒素施肥量は15kg/10aを標準とし、地力に応じて加減します。
(2 )分施の時期は播種8週目を基本とし、前後2週の範囲で、分施日以降の降雨量の見込みが少ない場合にはやや早め、多い場合にはやや遅らせることにより、効果が安定します。

(成績名: 球肥大改善に向けた直播たまねぎの窒素分施法)

本技術内容についての問い合わせ先
道総研十勝農業試験場
電話(0155)62-2431
E-mail:tokachi-agri@hro. or. jp

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お土産手に帰路へ GWのUターンラッシュ始まる

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