てんさい新品種 病害に強くて多収の「バラトン」(旧系統名「HT43」)
道総研 北見農業試験場 研究部 地域技術グループ
道総研 十勝農業試験場 研究部 地域技術グループ
1.成果の概要
(1)「リボルタ」より、収量性が向上している。
(2)「リボルタ」に近い4病害抵抗性を持つ。
(3)褐斑病の多発が懸念される圃場を除いた「リボルタ」に置き換える。
2.成果内容
3.留意点
(1)北海道一円、5,000ha の普及を見込んでいます。
(2 )本品種のそう根病抵抗性は“強”ですが、まれに本品種を含めた抵抗性品種に黄化症状が発生した例があるため、そのような症状が確認された圃場では、てんさいの栽培を控えてください。
(3)抽苔耐性が“やや強”であるため、早期播種や過度の低温による馴化処理は避けてください。
(成績名:てんさい新品種「HT43」)
本技術内容についての問い合わせ先
道総研十勝農業試験場
電話(0155)62-2431
E-mail:tokachi-agri@hro. or. jp