一斉収穫を目指せ!ブロッコリーの品種特性
道総研 花・野菜技術センター 研究部 花き野菜グループ
1.成果の概要
ブロッコリーでは、花蕾が収穫サイズに達する日にばらつきがあり、販売される規格サイズ幅も狭いため、同一圃場内で2日程度の間隔を空けながら規格に達した花蕾を5~10日間かけて手作業で収穫しています。
収穫回数が多くなるほど労力が掛かることから、今後の機械による一斉収穫の可能性を含め、収穫回数の縮減に必要な特性を明らかにしました。
2.成果内容
(1)一斉収穫適性が高くても、茎長(地際から花蕾頂点まで)が短い品種の場合は茎が固い地際で刈り取る必要があり、手作業による収穫では労力軽減につながらない可能性があります
(2)茎長が短い品種で省力化を目指すためには、低い位置で刈り取り可能な収穫機の普及が望まれます。
3.留意点
(1)産地におけるブロッコリー品種選定時の資料としてください。
(成績名:一斉収穫に適したブロッコリーの品種特性)
詳しい内容については、次にお問い合わせ下さい。
道総研花・野菜技術センター
電話(0125)28-2800 E-mail:hanayasai-agri@hro.or.jp