クールビズ 十勝も開始
省エネと健康を目的に、夏季の軽装を励行する「クールビズ」が28日、道内の官公庁で始まった。帯広市や十勝総合振興局などでは職員が早速、ノーネクタイで勤務する姿が見られた。
道内のクールビズは6月のスタートが中心だったが、暑い日の到来が早まっている近年は、5月末からが多くなった。
帯広市の気温はこの日、正午に22・7度まで上がった。男性職員の多くのがネクタイを外し、半袖姿の女性職員も。率先して取り組む環境都市推進課は「クールビズは環境への配慮だけでなく、省エネ意識を広く普及・啓発する目的もある」としている。
十勝総合振興局では道の提唱により、その場の状況や気候に合わせ最適な服装で働く「ナチュラルクールビズ」を導入。ノーネクタイの他、十勝をPRするポロシャツやTシャツでの勤務もできる。(本田龍之介)