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図書館報コン 5校入賞 帯柏葉が優秀賞 道高校大会

3年ぶり優秀賞の帯広柏葉高校図書局のメンバー

 道内の高校図書局が出品する今年度の「図書館報コンクール」(4、5日・道高文連主催)で十勝の高校5校が入賞を果たした。全道から41校が応募した中で、帯広柏葉高図書局(青木ひとみ局長、局員9人)が3年ぶりに優秀賞を受賞。青木局長(2年)は「優良賞だった昨年を上回る賞をもらえてうれしい。これからも良い館報を作っていきたい」と喜んでいる。

 柏葉高図書局は館報「月刊よむぞう」を毎月発行。両面カラーでメイン記事と、裏側には4コマや「ジャンル開拓本」コーナー、普段あまり読まれない本を紹介する「発掘図書館の秘境」など工夫を凝らした内容を展開している。コンクールではコーナーの独自性や読みやすさ、色使いなどが評価された。

 同図書局は図書室の利用を促す取り組みを発表する「図書館活動グランプリ(T-1グランプリ)」(24校参加)でも初めて準グランプリを受賞。マスコットキャラクターの「よむぞう」と「ひっつじー」の着ぐるみの寸劇が観客の目を引いた。5分以内のステージ発表で多くの投票数を獲得した。

 青木局長は「館報を読んで少しでも興味を持ってもらったり、図書室の利用が増えたらうれしい」と話している。

 図書館報コンクールで奨励賞を受賞した帯広三条高図書局(古家遥妃局長、局員8人)の館報「Library」は、イラストを大きく使うなど全体的に読みやすい工夫を凝らし、校内の部活動の部長や教職員へのインタビューなど人気コーナーを掲載している。

 古家局長は「昨年より順位が下がってしまって悔しい。大会で講評をいただけたので、反省点を次に生かして来年は最優秀賞を取りたい」と意気込んでいる。(牧内奏、藤島諒司)

 この他の結果は以下の通り。

▽図書館報コンクール=帯広北高(奨励賞)清水高(同)
▽T-1グランプリ=帯広緑陽高(準グランプリ)清水高(審査員特別賞)

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