健やかな成長願い 七五三
「七五三」のシーズンを迎え、十勝管内の神社には多くの家族連れが参拝に訪れている。
「七五三詣」は、数え年で男児は3、5歳、女児は3、7歳に神社にお参りし、健やかな成長を祈る儀式。今年は2012年、14年、16年生まれがそれぞれ対象となる。
20日の帯広は朝方の最低気温が氷点下0・1度と冷え込んだが、午前11時には14・3度と過ごしやすい一日に。秋晴れの下、帯廣神社(大野清徳宮司)は晴れ着姿の子どもたちでにぎわい、家族で記念写真を撮る姿が見られた。
境内には年齢の数だけたたくと健康に育つという「歳太鼓」が設置され、祈願を終えた子どもたちが元気よくたたいた。
帯広の濱名健太さん、理恵さん夫妻は佑香ちゃん(6)と知里ちゃん(4)姉妹の七五三詣で訪れ、「健康で思いやりのある子に育ってほしい」とわが子の成長に目を細めた。
同神社は10、11月の2カ月間、祈願を受け付けている。(松田亜弓)