「アルプホルン」人気 シーニックカフェ 響きわたる音色 まちマイ幕別編
シーニックカフェちゅうるい(町営忠類共栄牧場内)で、スイス発祥の楽器「アルプホルン」が人気となっている。
子どもがホルンを吹くと、アニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニング曲のような伸びやかな音が牧場に響く。
カフェを運営する武内悠紀夫さん(77)は「子どもは吹き方を教わると素直に吹くが、大人は恥ずかしがって駄目みたい」と話す。
広尾から2家族で訪れた高橋陽奈さん(30)は子どもたちが上手に吹き、「家でできない体験を子どもにさせられて良かった」と笑顔だった。
カフェは雄大な農村景観と日高山脈を眺望できる。ホルンは2012年に亡くなった故編田久義さん(享年83)=帯広=が製作。妻知子さん(85)とホルンを保管していた荒井明美さん(85)=帯広=から寄贈を受けた。(眞尾敦)
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