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働き方もクールに 官公庁で軽装・朝方

扇風機を止め、ポロシャツやTシャツ姿で勤務する十勝総合振興局の職員(1日午前10時ごろ、金野和彦撮影)

 省エネを意識した夏季の軽装「クールビズ」の取り組みが1日、十勝管内の官公庁でも始まり、職員がネクタイなしのワイシャツやポロシャツ姿で勤務した。

 道は、地域の気候やTPOに合わせて服装を着用する「ナチュラルクールビズ」を提唱。涼しい早朝に勤務時間を前倒しし、ワークライフバランスを図る「朝方勤務」も同日始まった。どちらも9月30日まで。

 1日の帯広は曇り空だが前日からの高温が続き、十勝総合振興局では半袖やポロシャツ姿の職員が目立った。窓を開け、うちわを手に、机に向かって働いていた。同振興局は「クールビズも朝方勤務も今までの働き方の意識を転換する取り組み。来庁者にも見てもらい、働き方を見直すきっかけになれば」としていた。

 帯広市役所では軽装のほかに、8階西側の窓辺を“緑のカーテン”にしようと、これまでのゴーヤに加え、今年はアサガオも育てている。強い西日が葉で遮られ、環境都市推進課は「体感温度が下がり、緑の中の癒やし効果も感じられる」と期待している。
(安田義教、小縣大輝)

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