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甘さ誘う 聖夜の笑顔 クリスマスイブ

ずらりと並んだクリスマスケーキを選ぶ家族連れら(24日午前8時55分ごろ、市内のあさひやで。助川かおる撮影)

 クリスマスイブの24日、帯広市内の洋菓子店などでは、早朝からクリスマスケーキ作りが行われ、各店は予約したケーキを楽しみに受け取りに来る家族らでにぎわいを見せている。

 市内の「手作りケーキ工房あさひや」(西19南4、中島健智社長)では、午前5時ごろからケーキ作りの準備を開始。甘い匂いに包まれた店内では、スタッフ約25人総出で仕上げや箱詰め作業を手際よくこなした。

 午前9時の開店前には既に客が訪れ、予定を15分繰り上げて開店。店内にはクリスマスソングが流れ、ケーキを心待ちにする家族連れなどであふれた。

 同店では22~25日のクリスマス期間に、予約と店頭販売分で約3600個を用意。クッキーとアーモンドの2つの生地にカスタードクリーム、イチゴとブルーベリーが載った「ベリーベリー」(直径15・5センチ、4082円)が人気という。同店は「今年は小さいケーキの売れ行きが好調。予約だけで完売した商品もある」とする。

 一番乗りした40代女性は「生チョコケーキ」の6号と「ガトーショコラ」を購入。「家族と親戚が10人くらい集まる。みんなで食べるのが楽しみ」、22日が誕生日でクリスマスと併せて祝ってもらうという佐藤朝陽君(9)は、「ベリーベリーが大好きなので、毎年買ってもらっている。みんなと食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

 市内の十勝トテッポ工房(西6南17、林克彦社長)は、予約分だけで約1000個の注文が入った。売れ筋は、クレープが20層にも積み重ねられた「酪農ミルクレープ」(直径12センチ、3500円)で、同工房は「家族やグループ、お一人様など多くの方がクリスマスを楽しめるケーキを用意した」としている。(石川友史)

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