後進育成へ元日本リーガー活躍 まちマイ清水編
楽しさ伝えたい 細田さんら5人
町内ではかつて日本リーグで活躍した5人が指導者として後進を育てている。
フルタイムシステム御影グレッズには3人が在籍。監督の細田秀夫さん(61)は苫小牧市出身で元コクドの選手。1994年から町内で指導する先駆者だ。「アイスホッケーに打ち込むための環境は清水町が日本一」と地域のサポート体制に感謝する。
コーチで地元御影出身の川端忠仁さん(44)は西武鉄道で24歳までプレーし、現在は町アイスアリーナ館長。同じくコーチの小野豊さん(43)は釧路市出身で西武鉄道、日光アイスバックスで2008年まで活躍し指導10年目。両コーチは小・中学生のクラブチーム「十勝ジュニア」や幼児なども教え、「高い目標を持ってプレーする気持ちを養いたい」(川端さん)、「一生懸命やらないと楽しくないと伝えたい」(小野さん)と指導理念を話す。
清水御影少年団のコーチ2人も元日本リーガー。釧路市出身の榛澤淳さん(41)は西武鉄道、日光アイスバックスに計10年間在籍し、指導者になり13年目。清水高校のコーチも務める。御影出身の太田博樹さん(48)は古河電工(現日光アイスバックス)で8年間プレー。故郷で20年以上にわたって指導し、十勝ジュニアや幼児も教える。ともに「子どもたちがホッケーを好きになってくれるよう楽しさを伝えたい」と力を込める。(松村智裕、小寺泰介)
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