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812人食と景観堪能 自転車「十勝中札内グルメフォンド」

145キロの部でスタートした参加者(10日午前7時半ごろ、新井拓海撮影)

 【中札内】食とサイクリングを楽しむ「第4回十勝中札内グルメフォンド」が9、10の両日、中札内農村休暇村フェーリエンドルフを拠点に開かれた。10日朝は、最長145キロのサイクリングがスタートし、過去最多の812人が十勝の畑や市街地を駆け抜けた。

 今年は十勝の縄文遺跡を織り交ぜながら、30キロ、50キロ、80キロ、145キロの4コースを設定。

 145キロの部は、プロロードレース選手の山本雅道さん、元バレーボール日本代表の益子直美さん夫妻を先頭に午前7時半にスタート。中札内から北上して大正3遺跡(帯広市)を経由し、幕別町忠類市街地、ホロカヤントー(大樹町)を回った。

 コース上には11カ所の休憩所「エイドステーション」が設けられ、十勝ならではの飲食を提供。午前7時半に145キロの部門で出発した札幌市の会社員水木麻実さん(41)は「チーズケーキを食べるのが楽しみ。今年で3年目だが、毎年沿道で応援してくれる人がいるので今年も出会えれば」と話していた。

 遠くは沖縄県のサイクリストや、旅行商品企画のために台湾の旅行社やネットメディアの担当者も。参加者は午後2時すぎから順次、フェーリエンドルフにゴールする。(深津慶太)


◆第4回中札内グルメフォンドについて
参加登録、最新情報コースマップなど各種情報-十勝中札内グルメフォンド実行委員会公式ホームページ

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