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おいしい士幌 研究中 まちマイ士幌編

自分たちの学校で栽培した食材などを使って、楽しく学び調理活動を行う部員たち

 「地場産食材を使用した料理の研究」という農業高校ならではの視点を交え、活動に取り組んでいるのは、士幌高校(吉田岳夫校長、生徒157人)の文化系部活「ポテトクラブ」。

 現部員は2年生主体に15人。うち4人が男子。顧問の照井麗教諭いわく「3年生が引退したばかりで、部長は現在選考中」。毎週金曜日に活動、主に調理実習やレシピの研究を行っている。

 調理実習では同高の生徒が授業で作った野菜やベーコン、校内で飼育する牛から搾乳した生乳を使ったヨーグルトやチーズなど、正真正銘の“士幌高産”食材も活用。各種料理やスイーツのコンテストなどにも挑戦している。部員の豊吉佑惟さん(フードシステム科2年)と後藤未夢さん(同)は、「みんなで楽しみながら作れ、食べられて学べる」と話す。「卒業後、調理師を目指す生徒もいる」と照井教諭。

 過去、地域の高齢者に料理を振る舞い交流したこともあったが、最近は部内での試食が多い。照井教諭は「今後は学校関係者や、町内イベントなどに出店し、多くの人に食べてもらえる機会もつくりたい」と、部員の成果品を通じて住民との交流につなげていく考えだ。(林佑哉)


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