ガーデンスパ開業 十勝川温泉
施設を前にテープカットする十勝川温泉旅館協同組合の作田英実組合長、帯広運輸支局の城賢次支局長、同組合の林文昭代表理事、寺山憲二音更町長、十勝総合振興局の梶田敏博局長、音更町議会の小野信次議長(右から)=8日午後0時25分、折原徹也撮影
「ブランド化進める」
【音更】十勝川温泉旅館協同組合(林文昭代表理事)が運営する温浴施設「ガーデンスパ十勝川温泉」(町十勝川温泉北14)が8日午後0時半、グランドオープンした。オープンに先立ち、午前11時から現地でオープニングセレモニーが行われ、関係者が温泉地区に生まれた新たな観光拠点のスタートを祝った。
同施設は旧グランドホテル雨宮館跡地に建設。建物は木造平屋一部RC造りで、延べ床面積は1133平方メートル。カラマツ材を多用し、木のぬくもり感を打ち出した。施設の総事業費は約7億3700万円。11月26日にプレオープンしている。
施設のメインはモール温泉の温浴施設「SPA KOHAKU(すぱ・こはく)」。湯あみ着で混浴する新しい温泉の楽しみ方を提案。この他、十勝の食材を生かした飲食店や生ハム、チーズの加工体験工房、観光案内所などを設置。屋外にはモール温泉の足湯がある。年間の来場者数は20万人を見込む。
オープニングセレモニーは「からまつコリドー」で行われ、同組合や入居飲食店、町、旅行会社などから関係者約150人が出席。林代表理事が「施設を通じてモール温泉のブランド化を進め、十勝川温泉の発展につなげたい」とあいさつした後、関係者がテープカットした。
「SPA」の営業時間は午前9時~午後9時。利用料金は一般(13歳以上)が1500円(音更町民会員810円)、4~12歳が600円(同320円)、3歳以下は無料。問い合わせは同組合(0155・46・2447)。(鈴木裕之)
◆ガーデンスパ十勝川温泉について
・12月8日グランドオープン「ガーデンスパ十勝川温泉」の情報全般-ガーデンスパ十勝川温泉公式ホームページ