現地に緊急調査チーム派遣 環境省
清水町の養鶏場で採卵鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染したことを受け、環境省は20日、現地に野鳥緊急調査チームを派遣した。管内広範囲で野鳥の生息状況や大量死の有無などを調べ、鳥インフルが拡大していないか確認する。調査は23日まで。
野鳥調査の専門家2人が、20日午後から活動する予定。今回は、上士幌町と音更町で確認された野鳥の鳥インフル発生地域周辺も、併せて調査する。主に、十勝川などの河川周辺を見て回る。
また、同省は清水での高病原性の確定を受け16日、発生農場周辺半径10キロを野鳥監視重点区域に指定し、道に対し野鳥監視を強化するよう指示している。(池谷智仁)