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先月死亡した動物園のキリンのリボン、妊娠していた

昨年、相次いで死んだムサシとリボン(左から)

 おびひろ動物園(高橋利夫園長)は15日、昨年11月と12月に相次いで死んだ2頭のキリンについて、病理解剖などを行ったが、死因につながる結果は認められなかったと発表した。また、解剖の結果から、2頭のうちの1頭「リボン」(雌8歳)は妊娠していたことも分かった。

 同園のキリンは昨年11月25日に「ムサシ」(雄18歳)、12月25日にリボンが相次いで死んだ。2頭はいずれも死亡後、帯広畜産大学の協力の下、病理解剖と病理組織診断によって死因の解明が進められていた。

 同園によると、キリンは全国の他の動物園でも突然死の報告が例年あり、死因が分からない場合が多いという。同園の2頭も直前まで食欲、行動などは通常通りで、異常は見られなかった。同園では現在、死んだ2頭の“忘れ形見”となった「メープル」(雄1歳)を飼育している。

 柚原和敏副園長は「リボンの妊娠は、兆候もあったので本当に残念なこと。順調に行けば、この春にも生まれる可能性があった。今後は他の動物も含め、飼育方法を改めて検討していきたい」と話している。(松田亜弓)


◆おびひろ動物園について
おびひろ動物園公式HP(帯広市)
おびひろ動物園探検隊-十勝毎日新聞電子版特設ページ

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