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ママのレシピ 帯広市給食に新メニュー登場

「いただきまーす」。かてきょママ考案の「青のりポテト」を味わう翔陽中1年1組の生徒。お替わりする生徒も続出した(4日午後0時55分ごろ、金野和彦撮影)

 ママの目線で地場産を意識した安心メニュー。帯広市内の小・中学校の学校給食に今月から、市家庭教育学級(通称・かてきょママ)が考案した新メニューが登場している。
 今月は十勝産ジャガイモを素揚げした「かてきょママの青のりポテト」と、帯広産大豆や中札内産の枝豆などが入った「かてきょママのミネストローネ」の2品。学校給食センターが新しくなるのに伴い、「母親の立場から子供に食べさせたい物を」と学級ごとに考えた約50品の一部だ。
 同センターは1日1万4000食を3コースに分けて調理しており、今回の2品は21日までに、コースごとに順次1品ずつ提供される。
 4日は全中学校で「青のりポテト」が登場。翔陽中(辻野裕義校長、生徒502人)でも生徒が皿に丁寧に盛り付け、おいしそうに頬張っていた。
 同学級(現在12学級)は母親たちの自主的な学びの場で、今年度、50周年を迎えた。約50品のメニューは連合体である市家庭教育学級運営協議会(亀井清美会長)が冊子にまとめ、2014年に同センターに提供していた。
 亀井会長は「栄養価や地場産使用を意識し、栄養価も含めて創意工夫した。自分たちの声が反映されてうれしい」、同センターの山名由紀副センター長は「栄養バランスにも配慮し、大量調理、食材調達が可能なものを選んだ。来月以降も、ナガイモなど特産品を使ったメニューなどの提供を検討している」と話している。(佐藤いづみ)

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