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全道高体連 サッカー 帯柏葉初戦突破ならず 函工に2−3 終盤の猛追及ばず

(21日・旭川市富沢運動公園サッカー場ほか)
 11支部24校が出場。第1日は1回戦8試合を行った。帯柏葉は函館工と戦い、前半終了間際に先制を許すと後半開始早々のセットプレー、PKと連続3失点した。終盤に阿部史祥(2年)のパスから飯澤良祐(2年)のゴールで2点を返したが、あと一歩及ばず3年連続の初戦突破はならなかった。

 帯柏葉は前半5分すぎからリズムが良くなってきたが、相手の引き気味の4バックを崩し切れなかった。FW木村、安住がDF裏に走り込んで好機をつくり、16分には木村がGKと1対1になる場面もあったが、惜しくも阻まれた。逆に前半終了間際に、ゴール前の混戦から一瞬マークが甘くなったところで函館工・佐藤に右サイドネットにたたき込まれた。

 後半は開始早々の1分に与えた右CKからフリーでヘディングシュートを許し0−2。19分にはPKで3連続失点を喫した。DF斎藤らが前線にパスを供給しながら攻め手を欠いていたが、26分とロスタイム37分にいずれも阿部のパスから途中出場の飯澤が得点を返したが、あと一歩及ばなかった。

「勝てる試合」悔しさいっぱい
 ○…「うちらの方が力は上だった。悔しい」。終盤の猛追及ばず惜敗した帯柏葉のMF上東靖弘主将(3年)はうなだれた。

 帯柏葉のシュート数は、函館工の2倍の10本。相手GKの好守に阻まれるなどしている間に連続失点。一気に開いた3点の差は重かった。「相手は引いてくるのが分かっていたが、いい形で攻めていた。失点は一瞬のすきを突かれた。今回は組み合わせに恵まれていたのでベスト4を狙っていたが…」

 先発の3年生は5人だけの若いチームだった。上東主将は「勝てる試合を逃した悔しさは今年で終わりにし、練習でやってきたことを試合で出してほしい」と後輩に思いを託した。

ミスが重なった
帯柏葉・松久芳男監督の話

 失点はミスが重なってしまった。シンプルにいこうとしたが、引いてしまわれてはスペースがなかった。横からのパスも相手GKまでいってしまうなど精度がなかった。また1、2年生チームで頑張りたい。

【函館工】  【帯柏葉】
GSSG
00笠原 GK 吉川00
00福島    斎藤00
11星澤 DF 上嶋00
00加藤    石川00
00阿部   (杉山)00
12佐藤    阿部10
00木津 MF 白川00
00木村    上東00
00櫻田    栗原00
00(田口) (羽田)00
山本00
01谷藤 FW 安住20
00泒谷   (飯澤)22
11坂口    木村50
計 後前      前後  計
5 14 シュート 37 10
7 34  GK  31  4
4 31  CK  02  2
6 33  FK  43  7
▽警告【帯】吉川(前半19分)杉山(後半33分)

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