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あずき茶飲んで JA豊頃町青年部が商品化 ふるさと納税返礼品にも

豊頃産小豆を使った「あずき茶」。パッケージデザインにもこだわった

 【豊頃】JA豊頃町青年部(村上剛丸部長、部員50人)は、豊頃町産小豆を使った「あずき茶」を商品化した。香ばしい小豆の風味とかわいらしいパッケージで、新たな豊頃土産として人気を呼びそうだ。同青年部による商品開発は初めて。町のふるさと納税の返礼品にも加えられる。

 同青年部では農業用資材の価格高騰を背景に、2023年から、同JAの畑で経費削減につながる有機肥料を使った小豆の試験栽培に取り組んできた。良好な小豆が収穫できたことから、新たな特産品をつくることに。さまざまなアイデアが出る中、小豆本来のおいしさが伝わるあずき茶に決めた。

 あずき茶は浅煎りと深煎りの2種類。浅煎りは7グラムのティーバッグで、400~500ミリリットルのお湯を注ぎ、冷やして飲んでもおいしい。より香ばしさが引き立つ深煎りは3グラムのひも付きティーバッグで140ミリリットルほどのお湯を注ぐ。いずれも1パッケージ5袋入り。

 4種類あるパッケージデザインにも青年部のこだわりを詰め込んだ。「と」「よ」「こ」「ろ」の4文字で始まるカルタ風で「とかち発祥の地 豊頃町」「よ~く見ると北海道 佐々田沼」「この木なんの木ハルニレの木」「ろまんちっくなジュエリーアイス」の文言とそれぞれにちなんだイラストとした。4パッケージ(深煎り、浅煎り各二つ)がセットになった箱入りも登場し、箱のデザインも畑や川など豊頃をイメージしている。

 村上部長(34)は「ポリフェノールが含まれ、健康にも美容にも良いので毎日飲んでもらいたい。豊頃らしいデザインなので、お土産にしてもらえたらうれしい」とPRする。

 1パッケージ500円、箱入り(4パッケージ入り)2000円。町内のココロコテラスやとよころ直売所で販売中で、今後販売先を増やしていく。(澤村真理子)

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