かみしも姿で「鬼は外、福は内」 観音寺で節分会
【音更】「節分」(二十四節気の立春の前日)に当たる2日、管内の寺院や神社などで節分行事が行われた。音更町内の谷汲山観音寺では「節分会(え)」が開かれ、約200人の参拝者が一年の無病息災や家内安全を願った。
久保寺實枝住職が本尊の前で護摩供養を行った後、本厄を迎えた男女10人が裃(かみしも)姿で「鬼は外、福は内」の掛け声とともに福豆が入った袋や菓子などをまいた。音更町内の運送業岩崎斗唯さん(25)は妻と長男、長女の4人で訪れ、「家族の健康を願った。子どもたちも喜んでくれてよかった」と笑顔だった。
節分の風習の一つ「恵方巻き」の今年の方角は西南西。(大谷健人)