音更で「はたちの集い」 旧友との再会に笑顔
二十歳の門出を祝福する「はたちの集い」が12日、十勝管内16市町村で開かれた。道教委によると、3日に終えた広尾、新得、陸別を含め、2025年の式典対象となる管内の20歳は2847人。
音更町では午前11時、同集いの式典(町、町教委主催)を町文化センターで行った。対象の20歳は395人(男子211人、女子184人)。うち、同伴の保護者を含め575人と来賓52人が出席した。
小野信次町長が「音更町を離れることがあるかもしれませんが、音更町を愛する気持ちを忘れないでください。失敗を恐れず、多くの体験を通じて見聞を広め、自信を持って今後の人生を歩まれること切に願っています」と式辞。高瀬博文町議会議長が祝辞を述べた。
出席者を代表し、東海大2年の林るいさん=下音中-帯広三条高出=が町民憲章を朗読。音更町在住の団体職員片山美生さん=共栄中-帯広農業高出=と、札幌大2年の山本祐太さん=共栄中-帯広三条高出=が交通安全宣言を行った。
引き続き、池田町在住の公務員、赤坂悠頼さん=音更中-帯広緑陽高出=が「音更町で育ったことを誇りに、責任と自覚を持った行動をすることを誓います」と宣誓。式典後、出身中学校ごとに記念撮影した。
他の15市町村は同日午後から式典を開催。成人年齢は3年前に18歳に引き下げられたが、受験やさまざまな制約がなくなるとの理由から、管内では今年度で20歳になる青年を祝っている。(内形勝也、高井翔太)
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