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甘い和菓子おせち「口取り」今年も 芽室・お菓子のまさおか 1つ1つ手作りで

目を模した黒ゴマがのせられる和菓子のツル(須貝拓也撮影)

 【芽室】ツルやエビ、タイが和菓子になってお目見え-。芽室町内の老舗店舗「お菓子のまさおか」(東1ノ2、正岡崇代表)は27日から、正月に向け縁起物をかたどった彩り豊かな和菓子のおせち「口取り菓子」の販売を始める。

 口取り菓子は、おせち料理の食材を模した、主に北海道に伝わる郷土菓子。おせち食材の入手が難しかった時代、和菓子でかたどったのが始まりとされる。同店では60年以上前から手作りの口取り菓子を販売している。

 11日には菓子作りがピークを迎えた。求肥(ぎゅうひ)であんをくるんだツルにゴマで目を付け、タイやエビをかたどった塩釜を木枠を使って作った。正岡代表(48)は「年末年始に召し上がっていただき、無病息災、健やかな1年を迎えていただけたら」と話す。

 七つの和菓子が入ったセット(2400円)のほか、タイの塩釜(4寸、6寸、1尺)を単品で販売する。セットは予約も受けており、限定50セット。

 年末は31日の午後3時まで。年始は1月3日からで、3、4の両日は2000円以上購入でくじを1回引ける初売りイベントを行う。初売りの営業時間は午前9時~午後5時。(近藤周)

関連写真

  • 木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

    木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

  • 木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

    木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

  • 木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

    木枠でかたどられた和菓子のタイ(須貝拓也撮影)

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