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音更高生ら観光PRパンフと動画を制作に挑戦 音更

東洋の熊坂課長代理(右)からデザインの効果などを学ぶ生徒ら

 【音更】音更高校(重堂法人校長、生徒290人)の選択科目「地域資源活用」を履修する3年生6人が18日、印刷やウェブサイト制作などを手掛ける東洋(帯広市、角高紀社長)の社員を講師に招き、音更町内の観光PRパンフレットや、SNSによるPR動画の発信などに取り組む活動を始めた。パンフレットや動画は年内をめどに完成を目指し、月2、3回のペースで授業に臨む。(内形勝也)

 多くの観光客が訪れる町内の道の駅おとふけ、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉に配置予定のPRパンフの制作は、3人の女子生徒が担当する。

 「Pick up Card(ピックアップカード)」と称するカードタイプのパンフで、1枚のピックアップカードに飲食店など1店舗の情報を記載し、それを複数枚作成。

 壁面にフックを取り付けたボードを配置し、複数枚のピックアップカードをフックにつり下げ、観光客らは数あるピックアップカードの中から興味のあるものを選んで持ち帰る。

 PR動画は3人の男子生徒が担当。SNSのYouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)などで、町内の飲食店や景観、農家、地場産の農産物などの動画を撮影し、配信する。

 初回の授業となったこの日は、東洋の熊坂太洋課長代理(45)を講師に招き、デザインの効果について学んだ。熊坂さんは「デザインがある生活は、人生を豊かにする」と生徒らに説明した。また、PRパンフやPR動画の制作する際に行う取材で、コミュニケーション能力が求められることなどのアドバイスを受けた。

 生徒たちは25日から本格的な授業に入る。ピックアップカードの制作を担当する末廣優里さん(17)は「授業を通して(ピックアップカードの)デザインを含め、より良いものにしていきたい」と話していた。

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