ゴルフ場オープン 札内川、国際、白樺に快音響く
【幕別・音更】十勝管内のゴルフ場のトップを切って、幕別町と音更町の3施設が23日、今季の営業を始めた。シーズン到来を待ちわびていたゴルファーが早速来場し、プレーを楽しんだ。
帯広国際カントリークラブ(幕別)、札内川ゴルフ場(同)、帯広白樺カントリークラブ(音更)の3施設。このうち札内川ゴルフ場は昨年より1日早くオープンした。今月上旬からコース管理の職員が融雪剤散布や除雪などを行い、当初の予定より3日遅れたが、今週末の営業にこぎつけた。
初日は午前だけで40~70代を中心に30組、延べ100人がラウンド。コースでは心地よい打球音とともに「ナイスショット」の声が響いた。
帯広市から訪れた会社役員の杉山裕一さん(47)は「春一番に打つのを楽しみにしていた。今日は気持ちよく打てた」とコースに出てスイングする開放感を味わっていた。
昨シーズンの利用者数は3万3075人だった。同ゴルフ場を運営する町地域振興公社の田村修一副社長は「健康づくりや楽しい親睦の場として、活用してもらえれば」と話している。
管内のゴルフ場は4月にかけて順次オープンする。(大健太郎)