日本有数のスイートコーン産地築き半世紀 芽室町の生産組合が50周年式典
【芽室】芽室町生食スイートコーン生産組合(宮田克宣組合長)は21日、帯広市内のホテルグランテラス帯広で設立50周年記念式典を開いた。組合員や農業関係者ら約50人が集まり、日本有数のスイートコーン産地を築いた半世紀の節目を祝い、さらなる発展を誓った。
同組合は1973年、組合員4戸で発足。現在は81戸が約100ヘクタールでゴールドラッシュなど生食用トウモロコシを栽培している。
宮田組合長は「50年の歴史はさまざま問題と向き合い、ご苦労された先輩方や関係機関のたまもの。消費者のニーズに対応し、生産者が一致団結して組織の充実を図るため、引き続き努力したい」とあいさつした。歴代の組合長や事務局に感謝状が贈呈され、代表して中捨智也前組合長が謝辞を述べた。
来賓を代表し、芽室町の手島旭町長とJAめむろの廣江英幸組合長(代読)が祝辞。東京青果の担当者が販売情勢を語った。
式典後は祝賀会が開かれ、橋本正彦元組合長の発声で乾杯。太田昭彦元組合長の万歳三唱で締めくくった。(松村智裕)
被表彰者は次の通り。(敬称略)
▽歴代組合長=中捨孝幸、太田昭彦、橋本正彦、中捨智也
▽歴代事務局=下浦知、竹田昌弘、篠原裕貴、山岸宏彰、淺川誠