十勝の「入り口」からまちおこしを 来月2日にティラノサウルスレース
【音更】2月に第0回として開催し、ティラノサウルスの着ぐるみを着たユニークな姿が注目を集めた「ティラノサウルスレースin十勝」の第1回レースが7月2日、音更町内の道の駅おとふけ(愛称・なつぞらのふる里)で開かれる。親子連れなどの参加者を募集している。
とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)と、ちくだいKIP(山田共彦代表理事)の主催。コロナ禍のイベントや観光客の減少で、宿泊業者らの苦境を知った長岡代表が、「まちを元気にしたい」と立ち上がり、友人らの力を借りながら計画してきた。「青空の下で大々的に開きたい」と、保育施設などを運営するイークの代表で音更町議も務める上野美幸さんに相談。レース後の観光にもつながる十勝の入り口(音更帯広IC)に隣接した道の駅での開催に至った。
まちおこしとしてレースを提案した帯広市内のウェブデザイナー小林友美さんは、「ティラノサウルス」の良さを広めようと、“普段着”として着ぐるみを持ち歩き、管内各地のイベントや観光地に出向いてきた。
レースは道の駅内の芝生約50メートルを往復する。優勝賞品は前回に続いて牛肉を用意しており、小林さんは「肉を求める野生のパワーで駆け抜けて」とPRする。
参加費は「成獣(大人)」が2000円、「幼獣(子ども)」が1000円、どちらも参加する場合は2500円。希望者は25日までにホームページから申し込む。「ティラノサウルスの着ぐるみと熱い気持ちが必要」(小林さん)とし、貸し出しは行わない。雨天の場合は町総合福祉センターで開催する。
問い合わせは、長岡代表(0155・38・3558)へ。(柳田輝)