帯広地区U14DCの男女チーム、バスケ道ブロック交流活動へ「全勝目指す」
バスケットボールの第1回U14北海道ブロック交流活動(日本バスケットボール協会主催)が25、26の両日、札幌市内の中学校体育館などで行われる。道内各地区に設置されているU14育成センター(Development Center、略称DC)が一堂に会して交流戦を繰り広げる。昨年7月から活動してきた帯広地区U14DCも男女(各中学2年15人)が参加。それぞれ初日に3試合を行い、2日目はブロック同順位戦3試合の計6試合を戦うことになっており、これまでのDC活動を通して身に付けたスキルやシステム、ハードワークを発揮して全勝を目指す。(大野篤志)
◆男子、全員オールラウンダー「勝ちにつながる」
男子は全員がオールラウンダー。高木幸一コーチは「世界を見据えれば身長が2メートルあってもガードやフォワードを務めている。将来を見据えてみんながガードもセンターもできるようにしたい」と40人の練習会を通して15人を選出。これまで5回の練習を通してディフェンスは足を使ったハードワーク、オフェンスは判断力に力を入れてきた。
高田蒼一郎主将(帯五)はお互いの声掛けなどによるコミュニケーション、ハードプレーを通してのシステムの熟度から「一つのチームになっている」と自信を見せる。
初日は室蘭、留萌、札幌Aと対戦する。高田主将は「オフェンスはズレをつくって攻め、ディフェンスは目的を持ってハードワーク。結果として勝ちにつながるはず」と力を込める。
<帯広地区U14DC男子>
▽引率責任者=久朗津敏晃(帯南町中)
▽コーチ=高木幸一(帯八中)
▽アシスタントコーチ=小谷和樹(札内東中)
▽マネジャー=服部和登(帯緑園中)
▽選手
No.名前 身長 学年 中学校
4 渡邉圭胡 164 2 帯八
(5)高田蒼一郎166 2 帯五
6 西槙楓真 163 2 帯四
7 三浦唯楓 161 2 帯南町
8 長山流聖 180 2 帯五
9 林蒼太 168 2 音更
10 鴨川透和 178 2 帯八
11 高橋脩綺 177 2 帯西陵
12 庄司花道 166 2 帯五
13 倉井崚伍 163 2 帯一
14 今滝晃貴 178 2 芽室
15 黒田隼平 177 2 帯四
16 山田大翔 166 2 帯南町
17 仲澤由翔 169 2 帯五
18 山川日向 160 2 下音更
※( )数字は主将
◆女子、実力選手そろい「バランスいい」全勝狙う
「選ばれていない人の分も含めて全力で戦い、強いプレーで全勝を目指します」。中道美空主将(帯緑園)は表情を引き締める。
ジュニアウインターカップU15全道準優勝の帯緑園の主力の中道と加藤美々、道中学新人北大会を制した帯四勢は主将の渡辺留加をはじめ6人が加わる。曽我部沙由理コーチは「ドライブで切り込む脚力とインサイドでの高さを備え、バランスがいい。コンタクトプレー、状況判断が良くなっている」とチームとしての成長を感じ取る。
初日は南空知、札幌B、函館と対戦する。中道主将は「声が出ていて雰囲気はいい。みんなで助け合いながらディフェンスし、オフェンスはいっぱい足を動かして速いゲームで流れをつかみ、泥臭く頑張る」と気合十分だ。
<帯広地区U14DC女子>
▽引率責任者=伊藤宙伸(帯一中)
▽コーチ=曽我部沙由理(下音更中)
▽アシスタントコーチ=宮越健太(本別中)
▽マネジャー=福永真里(帯緑園中)
▽選手
No. 名前 身長 学年 中学校
4 渡辺留加 156 2 帯四
5 桑原和香 159 2 帯四
6 原杏名 170 2 帯四
7 西坂蓮 172 2 池田
8 工藤奈津美150 2 帯四
9 洲村由依 152 2 帯四
10 加藤美々 158 2 帯緑園
11 蒔野瑠里 165 2 帯一
(12)中道美空 154 2 帯緑園
13 竹内奏 155 2 帯五
14 米道由那 165 2 帯五
15 山田真子 161 2 帯南町
16 郷柚奈 162 2 帯西陵
17 林奈々星 156 2 音更
18 横幕朱莉 163 2 帯四
※( )数字は主将
<育成センター(Development Center、略称DC)>
日本バスケットボール協会の強化育成方針に添い、将来、日本代表となる優秀な素質や可能性の高い選手に定期的に良い練習環境や指導環境を提供することを目的に、U11~U16の各世代に設置または推奨。ナショナル、ブロック、都道府県、地区からなる。
帯広地区U14DCの男女チーム、バスケ道ブロック交流活動へ「全勝目指す」