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おびひろ動物園があす夏季開園最終日

落ち葉に埋もれるかわいらしいエゾタヌキ(おびひろ動物園提供)

 おびひろ動物園が3日に夏季開園最終日を迎える。冬季開園が始まる12月3日までの1カ月は休園。

 夏季開園終盤となった10月末からは、同園の秋の風物詩ともなった落ち葉に埋もれたエゾタヌキが今年も人気を集めている。2019年から担当飼育員の中山大志さんが始めた取り組みで、タヌキが餌を探す本能的な行動である「探索行動」を引き出すのが狙い。

 同園の公式ツイッターでは、落ち葉の中にもぐったタヌキの顔に葉が1枚ついた写真を公開。フォロワーからは「何に化けるのかな」などと反響もあり、偶然撮られたかわいらしい姿が注目されている。中山さんは「夕方になると積極的に探索行動をする姿も見られる。今年も多くのお客さんに見に来ていただいている」と話している。

 3日の開園は午前9時半~午後4時で、高校生以上も入園無料。文化の日はぜひ3世代で動物園に訪れてみては-。(近藤周)

関連写真

  • 落ち葉に埋もれるかわいらしいエゾタヌキは同園の風物詩となっている(おびひろ動物園提供)

    落ち葉に埋もれるかわいらしいエゾタヌキは同園の風物詩となっている(おびひろ動物園提供)

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