「家族でお祭り」「カブトムシ捕まえた」…思い出胸に 十勝小・中学校で2学期スタート
帯広市内の小中学校で19日、2学期の始業式が行われた。校舎にはマスク姿ながらも、夏休みを満喫した子どもたちの元気な声が響いた。
帯広若葉小学校(山田知史校長、児童510人)は密を避けるため、オンラインで始業式を実施。山田校長は各教室の子どもたちの様子が映し出された放送室の大型テレビの前で、「2学期は心を大切にし、自分の大好き・やりたいことに挑戦してください」と呼び掛けた。鈴木司馬児童会副会長(5年)が「長い2学期ですが、冬休みまでがんばりましょう」とあいさつした。
2、4、6年の代表児童が「家族でお祭りに行った」「おばあちゃんの家に行き、神社の林の太い木でカブトムシを捕まえた」などと夏休みの思い出と2学期の目標を発表した。
6年1組のクラスでは児童一人ひとりが自由研究を披露。「星の一生」についてのまとめや、歴史年表、消しゴムはんこなど力作の数々にクラスメートが拍手を送った。自宅で飼育するインコの遊び場を作った菱岡洸太君(11)は「鮮やかな色の糸を使ってきれいにした。(鳥が)ストレスを感じないように工夫した」と話していた。
十勝教育局によると、管内の全小中学校は22日までに始業式を迎える。
(澤村真理子)