勝毎花火大会 3年ぶりに開催 花火ショー盛大に
3年ぶりとなる「第70回勝毎花火大会」(十勝毎日新聞社主催)が13日午後7時半から、帯広市の十勝川河川敷特設会場で開かれた。新型コロナウイルスの影響による2年連続の中止を経て、お盆の始まりに打ち上げ花火を楽しむ十勝の夏の光景が復活。大輪の花が夜空を埋め尽くし、観客の笑顔を鮮やかに照らした。
今年は感染防止対策として、初めて入場を制限。有料観客席のみの新たなスタイルを導入した。
今年のテーマは「トキハナツ」。カウントダウンとともに6部構成の花火ショーが盛大に幕を開けた。音楽と連動した迫力ある花火を照明やレーザーがもり立て、今年新たに会場11カ所に設置したLED(発光ダイオード)パネルの映像が華やかな演出に一役買った。
第5部では帯広市開拓140年にちなんだ花火を打ち上げ、第6部では名物の「錦冠(にしきかむろ)」の乱れ打ちで壮大なフィナーレを迎えた。金色の輝きが夜空から降り注ぎ、会場からは感染対策で声を出さない代わりに大きな拍手が響いた。
YouTubeライブでの生中継は最大同時接続数3万3680人、視聴回数26万1867人に上り、過去最高を更新した。(松村智裕)
勝毎花火大会 3年ぶりに開催 花火ショー盛大に
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