柏小と緑小、節目祝ってバルーン舞い上げ
昨年、開校100周年を迎えた帯広柏小学校(鈴木義秋校長)と、今年が同70周年の帯広緑丘小学校(澤田靖校長、児童471人)で、それぞれの節目を記念したバルーン行事が行われた。子どもたちは夢や願いを託した風船を校庭から舞い上げ、心躍らせた。
柏小のバルーンセレモニー(同協賛会主催)は14日に同校グラウンドで開かれた。同校の100周年記念事業は昨年度実施する予定だったが、コロナ禍で先延ばしとなり、今回、人文字の空撮日に合わせて同行事も実施した。
風船には事前に児童が「ユーチューバーになりたい」「早くコロナが収まるように」などとメッセージを書き入れ、準備。鈴木校長、神内彪政児童会長が「元気いっぱいに飛ばそう」とあいさつした後、宗岡道子協賛会副会長のカウントダウンで色とりどりの風船を大空へ放った。(成田融)
緑丘小でも12日、記念行事の一環としてバルーン飛ばしを行った。70周年記念事業協賛会(守谷仁利会長)の主催。コロナ禍の中、同校にとっては久々に全校児童がそろって参加する行事となった。
児童、教諭らを含む約500人が校庭に集まり、守谷会長が「今の思いやこれからの夢をバルーンに託して」とあいさつ。風船が放たれると、子どもたちは大空に向かって手を振ったり、跳びはねるなど、それぞれに喜びを表現した。
同校ではこのほか、記念事業として50周年時のタイムカプセルを掘り出しており、8月15日に体育館で受け渡し会を開く予定。対象者は1989年4月1日~95年4月1日生まれの同校卒業生。(大木祐介)