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「五輪はみんなでつくり上げていくもの」 フィギュア小塚選手らトークショー

スケート選手とのエピソードや冬季五輪招致への思いなどを語る小塚さん(右)と鈴木さん

 フィギュアスケートで2010年バンクーバー五輪に出場した小塚崇彦さん(32)=愛知県出身=と、スピードスケートで1984年サラエボ五輪に出場した鈴木靖さん(58)=胆振管内むかわ町出身=による「2021 北海道アスリートトークショー」が14日、イオン帯広店で開かれた。

 イオン北海道主催、北海道・札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致を応援する会の共催。午後1時と同3時から、席数を限定して行われた。

 小塚さんは16年に引退後、道内でアカデミーを開催するなど競技普及に努めるとともに、30年冬季五輪を札幌に招致するための活動に尽力している。また、鈴木さんは北海道ゆかりのオリンピアンらによる「北海道オール・オリンピアンズ」を設立し、スポーツを通じた世界平和や国際親善、スポーツの振興に取り組んでいる。

 トークショーは鈴木さんがコーディネーターを務めた。小塚さんは03年に帯広市で開かれた全国中学校体育大会に出場した際の思い出や、長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保さん(帯広市出身)と誕生日が同じ2月27日である縁から、その日は互いにメッセージを送り合っているというエピソードを披露した。

 小塚さんは今夏の東京五輪や来年の北京五輪、さらには、冬季五輪の札幌招致にも触れ、「オリンピックは選手と皆さんで一緒につくり上げていくもの。五輪期間だけではなく、テレビや現地で選手を応援してほしい」と話した。(大谷健人)

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