町内事業者が新ワイン城内覧 池田
【池田】一般社団法人「いけだワイン城」(理事長・村田政宣副町長)は3日、ワイン城のリニューアルオープン(26日)に先駆けて町内事業者向け内覧会を行った。ワイン城に物産品(ワイン、ブランデー、リキュール除く)を納品する事業者らが一足早く城内を見学し、商品陳列のイメージを膨らませた。
同法人によると、ワイン城に物産品を納品する町内事業者は21事業所で、内覧会には10事業所から17人が参加。同法人の安井美裕統括マネジャーが改修されたばかりの城内を案内した。
同法人は、町内事業者を対象に納品を希望する物産品の企画書提出を求め、ワインとの親和性などを基準に、加工品・農産物128アイテム、工芸品・その他30アイテムの計158アイテムを選定した。
一足早く城内を見学した、町内の菓子店「お菓子のかほり」を経営する細矢正志代表(55)は「思っていた以上にきれいになった。以前よりも親しみやすい雰囲気になったと思う」と話していた。
町内の21事業所は16、17の両日に物産品を納品し、20日にワイン、ブランデー、リキュールの計約60銘柄などを加えて、城内の陳列棚に商品を並べる。安井統括マネジャーは「町内事業者から予想以上に積極的な(物産品取り扱いに関する)提案をいただいた」と感謝している。(内形勝也)