事業創発拠点「LAND」が8月4日にオープン とかち財団
とかち財団(長澤秀行理事長)が帯広駅前の石神天光堂ビル(西2南11)の1階に整備した事業創発拠点「LAND(ランド)」が、8月4日にオープンする。
LANDは新たな起業・創業、事業創発を目指す人たちが集うことで、地域産業の成長につながる強い経営者を育成、地域産業の新たな価値を生み出す人材の発掘や事業者・企業間の連携も促進する。
施設は約215平方メートル。土間スペース、カフェスペース、ラウンジ1・2、会議室の5スペースに分かれ、イベントや調理も可能。靴を脱いで、くつろげるようにした。アルプス技研(神奈川)創業者の松井利夫最高顧問の市への寄付金の一部を活用した。
初日は午前10時からセレモニーを行い、来場者にはコーヒーを無料配布。アンケートに回答した人にはオリジナルTシャツも配布する(数量限定)。松井氏による経営者向けトークイベントや大学生のプロジェクト発表も行われる。
各スペースは占有して利用することができ、利用料は1日3000~3600円。全館だと1万2000円。大学生以下は半額。1時間ごとの利用も可能。予約は8月1日からLANDホームページの予約フォームから受け付ける。31日までは財団で電話で受け付ける。
LANDの利用時間は午前10時から午後8時まで(土曜は午後7時まで)。日曜・祝日は定休日。(川野遼介)