十勝ひとりぼっち農園の横山さんがトーク まちマイ緑園中編
「日本一のカレー」へ意欲たっぷりのトークを繰り広げた横山さん
週刊少年サンデー（小学館）で「十勝ひとりぼっち農園」を連載中の漫画家横山裕二さん（４２）によるトークイベントが２９日、帯広市内のサラダ館で開かれた。「日本一のカレー」を作ることを目標に十勝に移住した横山さんは「今年こそおいしい野菜を作る。“インデアン”に負けないカレーの味を十勝の皆さんに教えてもらいたい」と話し、会場を盛り上げた。
十勝毎日新聞社主催の地域イベント「まちマイ・緑園中エリア編」の中で、定員２０人の限定イベントとして行われた。２０１７年冬に東京から帯広に移り住んだ横山さんは、十勝の印象や、市街化調整区域の土地を購入して畑作りに挑戦したエピソードなどを披露した。
「十勝は食べ物が、とにかく何でもおいしい」と話した横山さん。参加者から「ひとりぼっち農園が終わったら、他の地方に移ってしまうのですか」と聞かれ、「ずっと十勝に住みたい。次は酪農に挑戦し、日本一の豚丼を目指すのも面白い」と語った。
帯広南商業高クッキング部などによるコラボカレーを味わう横山さん（右奥）と参加者
トークイベントの終了後は、帯広南商業高校クッキング部とサラダ館内のレストラン「味工房ほなみ帯広の森店」のコラボによる「南商トマトチキンカレー」を参加者と共に実食。横山さんは「とてもおいしい。自分が目指す日本一のカレーの方向性が見えてきた」と感想を述べた。
横山さんが帯広に移り住むまでの経緯、十勝での日々を描いた単行本第１巻は４月１２日に発売される。（奥野秀康）
連載漫画
・十勝ひとりぼっち農園 勝毎出張編
連載記事
・十勝ひとりぼっち農園日記
Twitter
・横山裕二農園長（@gessanyokoyama）－作者のTwitterアカウント。近況などあり。
