イチオシ名店「美生堂」 まちマイ五中エリア編
昔ながらの駄菓子屋
◆美生堂(西13南17)
帯広緑丘小学校の隣に、昔ながらの駄菓子屋がある=写真。1958年に「だるま屋」として創業して今年で61年目。創業当時は駄菓子の他、カメやヤドカリも売っていた。すると、あっという間に子どもたちの“たまり場”に。「子どもが真っすぐ帰ってくれない」という声から、5年ほどで文房具と事務用品の販売に方向転換した。
駄菓子屋に戻って18年目。今でもノートや絵の具を扱っているが、10~30円程度の駄菓子が中心だ。店主の松本里子さん(81)は「昔は学校の近くに駄菓子や文房具の店があったが、今はうちくらいかな。子どもと接していると、若さがもらえる」と笑顔で語った。
4~9月は午前8時~午後6時、10~3月は午前8時~午後5時。日曜定休。電話0155・24・5378(細谷敦生)