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福原が、南商生とコラボで十勝産たっぷりの弁当を開発、限定販売

コラボ弁当づくりに取り組んだクッキング部のメンバー(帯広南商業高提供)

 スーパー・福原(帯広、福原郁治社長)は、帯広南商業高校クッキング部(村井彩花部長、28人)と共同で、十勝産の食材をふんだんに使った弁当を共同開発した。同社と高校生とのコラボでの商品化は初の試みで、5~9日に市内8店舗で数量限定販売する。

 メニューは「十勝をまるっともぐもぐ弁当」。野菜あんかけの竜田揚げや、豚丼のたれをかけた十勝産ナガイモの豚肉巻き、中華ちらし、ポテトサラダ。中札内の若鶏や枝豆、士幌のミニトマト、幕別のジャガイモなど地場産を活用した。1パック500円。

 福原では、4年前に地域貢献推進室を置き、各種活動を展開しており、コラボ弁当は市が推進する「フードバレーとかち」の一環として初企画。6月から同校の調理室などで、同社のデリカ担当バイヤーとクッキング部員でメニューの検討や試作などを進めてきた。

色とりどりの料理が入った「十勝をまるっともぐもぐ弁当」(帯広南商業高提供)

 同社によると、地域貢献の意味合いから販売価格を約2割抑えた。5日間で570パックを販売予定。収益の一部は、市の教育振興基金か、同社が支援する「子ども食堂」の運営などに寄付する計画。8、9日の各午前10時~正午には弥生と西18条、自由が丘、いっきゅう、西帯広の5店で、クッキング部員の高校生が実際に各店の売り場でPR販売も企画している。

 同社の斎藤博明地域貢献推進室長は「栄養だけでなく、色彩にもこだわった自信作。料理系クラブの活躍の場をもっと増やしたい」と話し、同校を含め、今後も高校生などとのコラボ企画を継続したい考えだ。(佐藤いづみ)

 弁当を販売する他の店舗は次の通り。

▽長崎屋店、西12条店、西15条店


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