十勝ワインヌーボ解禁 池田
【池田】今秋収穫のブドウを原料にした新酒「十勝ワイン ヌーボ赤2018」が11月30日、解禁となり、池田町のワイン城内のレストランで「ヌーボ解禁パーティー」(実行委員会主催)が開かれた。町内外から80人が駆け付け、新酒の味わいを楽しんだ。
フランス産のボージョレ・ヌーボーと同じマセラシオン・カルボニック製法で製造。今年の十勝ワインの新酒は、後志管内仁木町で9月下旬に収穫された「ツバイゲルト」を、1988年以来30年ぶりに単独で原料にしており、ファンの注目を集めた。
パーティーは勝井勝丸町長の発声による乾杯で幕開け。用意された60本の十勝ワインの新酒と十勝牛のステーキなどの料理をビュッフェで楽しみ、約1時間半で36本を飲み干した。
恒例の巨大グラスの回し飲みでは、なみなみと注がれた十勝ワインの新酒を複数人のパーティー参加者が味わった。帯広市内の派遣社員香川花旺里さん(41)は「さっぱりとして飲みやすく、香りもフルーティー」と笑顔を見せた。
十勝ワインの新酒は720ミリリットル1360円で、4000本が全国販売となった。(内形勝也)