「散走」ロゴマーク決まる 芽室
【芽室】町が新たな観光振興策として取り組む、サイクルツーリズム「めむろ散走」のロゴマークが決まった。
めむろ散走は通常のサイクリングとは異なり、食や景観、土地の空気、匂いなども含めて、芽室の大地を感じてもらう体験型・滞在型観光の独自名称。
ロゴマークは「農」を核とする地域性を発信しようと、車輪の軸とサドルは「種子」、ハンドルは作物の「芽」を表現。自転車のフレームには芽室の頭文字「M」を取り入れ、人と人とのつながりも示した。
町サイクルツーリズム協議会が考案した3種類の候補から広報誌「すまいる」などで投票を呼び掛けた。投票結果や協議会での議論を踏まえて最終決定した。町商工観光課は「チラシなどのプロモーション関係に使う他、グッズにも発展させたい」としている。(澤村真理子)