セコマの迅速対応に賞賛の声 車バッテリーで営業も
コンビニエンスストア道内最大手のセコマ(本社札幌、丸谷智保社長)が、道内全域の停電中にもいち早く営業して温かい食事を提供し、ネットなどで賞賛の声が上がっている。
道内約1100店のうち、被災当日の6日からほとんどの店舗が営業。店内で調理して弁当などを提供する「ホットシェフ」などが喜ばれた。中には車のバッテリーを使って営業する店舗もあった。
セコマは東日本大震災での被災経験などを教訓に、釧路配送センターを2016年11月に移転新築。自前の重油タンクや自家発電装置を整備するなど災害時に備えていた。
丸谷社長は池田町出身で十勝ともゆかりが深い。同社は「北海道の皆さま、大変な状況が続いているかと思いますが、皆さまの安全をお祈り申し上げます」とツイッター上で述べている。