ワインオープナーずらり 21日に池田ワイン城で
【池田】町内にある十勝製餡(利別東町24)創業者の深町五六七(ごろしち)さん(81)=札幌市在住=が四半世紀をかけて収集したワインオープナー約500点が21日、ワイン城2階セミナールームで一般公開される。午前9時から午後5時まで。
深町さんは1991年の「第11回池田町ワインツアー」に参加。ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、イタリア、フランスの6カ国を回り、8カ所のワイナリーのほか、ブドウ栽培地などを視察した。
このときに、オープナーのデザインに魅せられてコレクションし始めた。深町さんは、「ワインがご飯だとすると、グラスは茶わん、オープナーは箸に当たる。ワインを楽しむためにどれも欠かせないもので、デザイン性に富んだオープナーは見て楽しめる」と話す。以来、国内外を旅行した折に買い集めた。「3年ほど前に収集はやめた」というが自宅には800点ほどが集まった。
展示は、同ワインツアー参加者らでつくるリビエラ会が主催。同日ワイン城下で行われる「ワイン樽(だる)ころがし競争inいけだ」(同競争実行委主催)と「十勝ワインを楽しむ町民パーティー2018(第12回町民ワイン会)」(同パーティー実行委主催)に合わせて実施する。
木製、銀製、人の形をしたものや魚の形をしたものなど、デザインは見ている者を飽きさせない。中には人気テレビ番組の「開運!なんでも鑑定団」で高額な「お宝」と鑑定された物もある。深町さんは「ぜひ多くの人に見て触れて、楽しんでもらいたい」と話している。(内形勝也)