米沢市長3期目スタート 職員に訓示
任期満了に伴う帯広市長選で3選を果たした米沢則寿市長(62)が、3期目初日となる23日に初登庁し、「市民の幸せのために全力を尽くす」と訓示した。
米沢市長は午前8時半、公用車で市役所正面玄関に到着。集まった200人近い市職員や市議会議員らに拍手で出迎えられ、市職員課の女性職員から花束を受け取って笑顔を見せた。
引き続き、同9時から市役所3階大会議室で職員を前に3期目就任のあいさつ。「私を含むすべての職員が一致団結し、チームとして動くことで大きな成果が得られる」と呼び掛けた。
1期目就任の初登庁の際にも触れた、経営学者ピーター・F・ドラッカーの理論「5つの質問」を引き合いに、「先人から引き継いだ魅力と誇りにあふれる十勝・帯広を次世代に引き継ぐことがわれわれの使命。それぞれ覚悟を持って(仕事に)臨んでほしい」と述べた。(小縣大輝)