管内トップ切りオープン サホロリゾートスキー場
【新得】管内スキー場のトップを切って、サホロリゾートスキー場(町狩勝高原)が2日、今季の営業を始めた。パウダースノーの純白のゲレンデで、道内外や海外からのスキー客が思い思いのシュプールを描き、初滑りを楽しんだ。
11月25日に人工降雪機1台を稼働させ、全長670メートルの1コースを整備した。今月中旬ごろには、全21コースが滑走可能になる予定。今季は来年4月15日までで、例年より1週間営業を延長する。
この日は、近くのクラブメッド北海道に宿泊する外国人観光客らでにぎわい、待ちわびたスキー客がオープンと同時にリフトに乗り込んだ。早速シーズンの通し券を購入したという鹿追町の大西光さん(84)は「雪質が良い。今年もできる限り通いたい」と笑顔を見せた。
スキー場を運営する加森観光事業部の岩瀬国博支配人は「シーズン序盤から良い雪が降り、最高の状態でオープンできた」と話している。15日までの営業時間は午前9時~午後4時。
2日は競技者向けとして、ぬかびら源泉郷スキー場(上士幌)もオープンした。(小寺泰介)