大震災6年~福島原発は今(下)「見えぬ帰還に諦め」
時止めた町、覆う草木
【福島県富岡町】福島第1原発から南に約10キロに位置する富岡町。人口約1万5000人の町の全域に出ていた避難指示は、4月1日に85%の地区で解除された。しかし、残され...
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時止めた町、覆う草木
【福島県富岡町】福島第1原発から南に約10キロに位置する富岡町。人口約1万5000人の町の全域に出ていた避難指示は、4月1日に85%の地区で解除された。しかし、残され...
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ホテル観陽亭が立っていた太平洋岸の断崖。高さ15メートルを乗り越えて、津波が襲った
かつて支配人を務めたホテル「観陽亭」があった高台に立つ遠藤さん
6年間放置された住宅の内部。破れた屋根から水が入り、室内に草が生えていた(富岡町内)
帰還困難区域内の墓地には複数の骨壺がそのまま置かれていた
帰還困難区域内の放射性廃棄物の仮置き場
帰還困難区域内に積まれた放射性廃棄物
生活の様子がそのまま残る遠藤氏の自宅内
入室するには所定の靴袋が必要
まだ真新しいままの遠藤氏の自宅
地震で隆起したマンホール
近く取り壊される公営住宅
帰還困難区域
かつて人が行き来した駅前通はの歩道は草に埋もれていた(JR夜ノ森駅前)
JR夜ノ森駅前の線量
JR夜ノ森駅前の帰還困難区域
帰還困難区域
道路を挟んで左側のバリケードが続く地区が帰還困難区域。右は4月に解除された地域
富岡町の帰還困難区域ゲート
遠藤さん(後列左から2人目)とお弁当を製造・配送する「観陽亭」のスタッフ