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帯広メロン出荷開始 目ならし会

帯広メロンの網目などを確認する生産者(25日午前10時10分、折原徹也撮影)

 帯広市や芽室町の農家が栽培している「帯広メロン」の出荷が25日、始まった。販売元のキサキ糧穀(市愛国町)には約600玉が集まり、贈答用に箱詰めして発送された。

 マスクメロンの帯広メロンは、サーモンピンク色の果肉や日持ちするのが特徴で、農家5戸が栽培している。今年は6月の天候不順で受粉が進まなかったことで、生産量は昨年より2割少ない約4000玉を見込む。多くは贈答用で、一部はイトーヨーカドー帯広店などで店頭販売する。

 この日は午前10時から同社で、出荷基準を確認する「目ならし会」が開かれ、生産者がメロンの大きさや網目を確認した。生産者代表の西元武さん(71)=市愛国町=は「今年は天気が悪くて本当に苦労した。でも糖度は16度くらいあって味は最高」と話した。
(安田義教)

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