児童ら女子ラグビー桑井選手を激励 帯広清川小で壮行会
リオデジャネイロ五輪出場権を獲得した桑井亜乃選手(26)の五輪出場に向けた壮行会が12日、帯広清川小(杉本信子校長、児童66人)で開かれた。全校児童や教職員から激励された桑井選手は、五輪での活躍を誓った。
桑井選手の母法子さん(62)が3月まで同校で教諭として働いていた縁で実施された。
桑井選手と法子さんは、児童のクラッカーで迎えられて登場。隈江幸男教頭は「桑井選手にいっぱい応援を送ろう」とあいさつ。法子さんは「清川小のみんなからたくさんのパワーをもらいに来ました」と話した。桑井選手は「小さい頃に持っていた、オリンピックに出たい、テレビに出たい、いろんな国に行きたいなどたくさんの夢がラグビーでかなった。みなさんも夢を持って大きくなって」と笑顔で呼び掛けた。
児童の寄せ書きが入った垂れ幕をバックに児童会の火ノ川優作会長(6年)の掛け声で「フレーフレー桑井!」と声援が送られ、桑井選手は「リオで頑張ってきます」と笑顔で応えた。
桑井選手はこの後、母校の帯広農業高校の体育祭終了後に開かれた壮行会に向かった。
(藤島諒司)