春告げるミズバショウ見頃 帯広市街地
帯広市稲田町南9線の日甜橋付近で、春の訪れを告げるミズバショウが見頃を迎え、散歩途中の近所の住民などが訪れている。
ミズバショウは小川が湾曲している湿地に自生。カシワの落ち葉から頭を出すように、30株ほどが純白の苞(ほう=葉の一部)を開かせ、その間から黄色の花をのぞかせている。
写真撮影に訪れた佐々木亮さん(65)は「今年はもう3度来ている。小ぶりだが、身近で見られてうれしい」と話す。
群生地が多い管内の山間部では、5月上旬まできれいな花が見られる。(塩原真)